薬草図鑑 No.008 キントキショウガ
金時生姜
キントキショウガ(金時生姜)
命名由来:根茎の茎との接点が金時色(帯紅色)なことから。
別 名: -
分類:ショウガ科
生薬:生姜「ショウキョウ」
特徴:
熱帯アジア原産。夏から秋に開花するが、日本ではまれにしか咲かない。
根茎は屈指状で横に肥大する。通常のショウガよりも薬効成分(ジンゲロール、ガラノラクトン)が多く、辛味と芳香が強い。
日本では自生しておらず、主な栽培地は愛知県と静岡県
効用:健胃、鎮痛、発熱
使用部位:根茎
採取時期:10月末から11月末(霜が降りるまで)
採取方法:地上部が枯れる前に根茎部を収穫する。
使用方法:漢方薬に用いられ、乾燥したもので1g/日摂取する。
入浴剤として用いることも可能。